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折紙探偵団マガジン第122号に掲載の様に


7月中旬にシンガポール経営大学で行われました第5回折り紙の科学・数学・教育国際会議(5OSME)において、私が第6回の議長を引き受けることに決まりました。今私の在職しております神戸女学院大学(関西コンベンションの場所ですね)に打診しており、今のところ否定的な意見は得ておりません。もちろんこれは日本折紙学会は後援の立場であり、基本的な責任は私および今後決定して行くであろう組織委員会等実働の方々にあるものですが、この場を借りまして、国内外の皆様のご支持に感謝申し上げます。なにとぞよろしくご支援のほどお願い申し上げます。
さて、同学会の開催時期ですが、現在の所2014年3月後半を念頭に置き、学校側と打診しております。それとの関連で、第15回(もしこの後も毎年続くなら)折紙探偵団関西コンベンションを同学会と時期をつなげてと考えております。
と申しますのは、今回シンガポールが一つよかった点がございまして、それは学会とコンベンションを連続で行い、それが双方にとって内容の充実につながったという点なのです。
元々この国際学会は、第1回、第2回の当初から、純然たる折り紙の学術的研究と芸術としての折紙およびその有用性を国際的に知らしめることの双方を目指して来たものですので、今回はある程度その精神に立ち返りたい、その意味でシンガポールでの開催の意味があったのだな、というのが私の素朴な感想です。
大きな発想としては、
月曜 レセプション
火曜から金曜午前 6OSME(になります)
金曜午後、土曜終日、日曜午後(うちはプロテスタント系なので日曜は午後のみ使用可です) 第15回関西コンベンション
と考えております。
なぜ東京のコンベンションとくっつけないのか、というご意見は承知しております。私個人の懸念は、それをすることによって、本来東京のコンベンションに割かれなければ行けないエネルギーのかなりが6OSMEに割かれてしまうこと(あくまでこれは別のイベントです)。また、私自身の大学人としての経験から言いましても、自分の所属していない大学で学会の議長をしていくことはほぼ不可能である、ということがあります。責任を私に最終的に一元化するという意味で、関西を使うのがベストかと思っております。
おそらくは最終的な日程等は、学会そのものの2年ほど前に、ウェブ等で広報して参るものと存じます。2014年までの間も、関西のイベントは継続して参るつもりです。
以上、経過報告と、ご挨拶までにて。
立石 浩一
神戸女学院大学 文学部英文学科(言語学)